タカミ

南瓜とマヨネーズのタカミのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
3.5
ミュージシャンを目指すセイイチの為、ツチダはキャバクラで働いていた。
そのツチダが隠していた大金を見つけ、セイイチは取り憑かれたように働き始める。
アリがち。
若い時にアリがち。
ミュージシャンの魔法は27でとけがち。
セイイチの為という大義名分のおかげで生きていられるので、セイイチに働いて貰っては困るツチダ。
自分は特別と疑わず口ばかりで何もしないセイイチ。
共依存は殺し合いだ。
比較的マトモな方が気づいて逃げ出す。
死んじゃうからね。未来が。
その匂いを嗅ぎつけ近付くプロひも・ハギオ。
さりげなく金を搾取する姿。
ああ、私この三人知ってる。
ツチダと離れて曲が作れたセイイチの皮肉。
その曲の売れない感。
リアル。
こういう恋は20代で止めるから。
鼻の奥がツーンとする。
プールの授業の後みたいな。
楽しかったけど、こっから服着るまでが面倒臭えぞ。
っていう。
南瓜とマヨネーズは出てこない。
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