ゴン吉

空飛ぶタイヤのゴン吉のレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
4.0
原作は、下町ロケットの原作者でもある池井戸潤さんの小説で、実際に起きた「三菱リコール隠し事件」をもとに、中小企業対大企業の対決を描いている。
サラリーマンとしての立場、中小企業の立場などの日本社会の歪を描いた骨太の作品で見応えがあった。
ただし「三菱リコール隠し事件」は、本作のモデルであろう母子3人死傷事故にとどまらず、その後、トラック運転手死亡事故も引き起こし、さらなる悲惨につながった。
この事件まで描いて欲しかった。
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