10作目｢ファイヤーブースト｣に向けて。
今回はドムの弟 ジェイコブが敵として現れて、ドッカーンボッカーンのハチャメチャアクションが繰り広げられます。回を重ねるごとにスケールがアップしていき、ツッコミどころは満載だし、初期の頃の面影はすっかりなくなってます。アクションがどこを切り取っても凄まじいものとなっており、退屈な時間が1秒もなかったです。
そして今作はなんと言ってもハンの復活です。予告編の最後で彼が出てきた時はホントに発狂しそうになりました(笑)。わかってはいたものの、やはりファミリーと再会を果たすシーンでは思わず涙が。さらにラストでのもうひとつの再会もこれまた涙。3作目はシリーズの中でも異色な作品で独立した感じがしてたけど、ここにきてショーンがこんなアツい繋がり方してくるなんて
他にも何人か過去キャラが出てくるんですが、特筆すべきはショウママ役のヘレン・ミレンでしょう。あの運転さばきは反則(笑)。あんなカッコイイおばあちゃんいないでしょう。
そしてまたしてもラストに粋な演出を見せてくれます。ファミリーの席があとひとつ空いている状態で見慣れた車が⋯。彼がいるのはわかっているのに、姿が見れないのはやはり残念です。そしてもうひとつ粋な演出。あの因縁の2人が再会。ファイヤーブーストの予告でもありましたが、この2人の掛け合いが非常に楽しみです。
近年のワイスピは昨日の敵は今日の友になっていたり、死んだと思われていた人が生きていたり、もはや少年ジャンプの全部みたいな状態で、もうお祭り騒ぎのサイコーな状態になっています。残り2作で終わってしまうのは寂しいですが、最後までフルスピードで突っ走ってほしいです。それと、シリーズ完結までにどうか、どうか、ジゼルを復活させてください！
