このレビューはネタバレを含みます
ー君は?怖くないのか?
ー心底恐ろしいですよ
もはや戦時内閣において
徹底抗戦を支持する者はいません
ー私は君を支持する
君の首相就任を心底恐れたのはヒトラーだ
ー勇敢に戦って敗れた国はまた起き上がれるが、
逃げ出した国に未来はない。
嫌われ者チャーチルの信念は
最初から一貫していた。
議会内には味方はいない。
他の国にも頼れない。
自分の考えは間違っているのかと
心が折れそうな時に答えをくれたのが、
地下鉄で一緒になった国民一人一人。
ここすごい名シーンだった。
首相に任命された日と同じように、
車から見る街ゆく人の風景。
1回目は車を降りなかった。
でも2回目、
昔一度は乗るのを諦めた地下鉄に走り出すの、
めっちゃかっこよかった。