へちょりーの

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のへちょりーののレビュー・感想・評価

4.3
見たかった作品の1つ。
言葉を武器にして戦った歴史上の人物。
和平交渉か徹底抗戦か、2つに分断寸前だったイギリス議会をまとめ上げる。
やはり「政治家は「演説(スピーチ)」こそ命であり、武器である。」と、よくわかる作品に仕上がっている。
もちろん脚本の良さもあるのだが。

「欠点があるから強くなれる」
「迷いがあるから賢くなれる」

この言葉が良く響く作品でした。

ゲイリー・オールドマンだからこそ演じきれる凄みと茶目っ気。
彼とだから仕事をこなす特殊メイクの辻一弘さんの完璧な再現メイク。
こちらも見応えあり。

「英国王のスピーチ」の主人公、国王ジョージ6世も登場するので、合わせてこっちも見ると、スピーチに関してぐっと来るものがある。
(「ダンケルク」はまだ未鑑賞なので、後日しっかり見ようと思う。)