おんちゃん

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のおんちゃんのレビュー・感想・評価

3.9
「成功があがりでもなければ
失敗が終わりでもない
肝心なのは、続ける勇気である」

✼感想✼
ゲイリーオールドマン主演作品。
リーダーとしての資質とは何かを問われ
自分の信じる道を進むことの大切さを
実感できる作品でした。
第二次世界大戦のヒトラーの進行を
食い止める一番損する役回りを任された
チャーチル首相のノンフィクションの話だが
自分がこの立場だったら確実に
胃に穴があくレベルで普通にプレッシャーで
自殺してしまうかもしれない。。。
それほどまでにチャーチルの苦悩や葛藤が
垣間見得るものであり、やはりこういう
戦争系の映画を見ると、戦争というものの
怖さや辛さを身に染みて感じられ、
今の平和は誰かの犠牲に成り立っている
平和なのだと痛感させられます。

✩感想②✩
自分の考えを信じ突き進むことは、
誰の賛同を得られないものとして
考えていくしかない。
100%賛成を得る事なんて不可能なのだから。
大事なのは反対や批難をされた時に
どれだけ自分の事を自分が信じられるか。
しかし、リーダーと呼ばれるものは
皆の意見にも耳を傾けなければならない。
ただその者達の顔色を伺ってはならない。

✵あらすじ✵
1940年5月、第二次世界大戦初期。
ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が拡大し、
フランスは陥落間近、イギリスにも
侵略の脅威が迫っていた。
内閣不信任決議が出された
“チェンバレン”(ロナルド・ピックアップ)首相の
後任として、外相の“ハリファックス”
(スティーヴン・ディレイン)が
最適任者だという声があがるが、
本人はこれを固辞。そこで、国民からの人気は高いが、
たび重なる失策から政党内の
“嫌われ者”であった“ウィンストン・チャーチル”
(ゲイリー・オールドマン)に白羽の矢が立つ。
朝から酒をたしなむ変わり者の
夫を叱咤激励する妻“クレメンティーン”
(クリスティン・スコット・トーマス)や、
気難しくもウィットとユーモアに富んだ
チャーチルの言葉をタイピングする秘書
“エリザベス”(リリー・ジェームズ)の
サポートを受けながら、国難に陥った
イギリスの新首相に就任したチャーチルは、
ドイツとの和平交渉をすすめるチェンバレンと
ハリファックスらに陰口を叩かれながらも、
「決して屈しない」と徹底抗戦を誓う。

✣参考サイト✣
http://www.bitters.co.jp/churchill-movie/about.html#story_wrapper
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