このレビューはネタバレを含みます
🏠移動都市／モータルエンジン🏢
〜量子兵器級大爆死超大作！〜
スチールブックが発売されるのでどんなものかと鑑賞しました。ほとんど話題になっていなかったので、面白かったらラッキーなＢ級映画のつもりでした。ところがどっこい(予算だけは)超Ａ級の娯楽大作でした👍
まあ、なぜ話題にならなかったのかがよ〜く分かる金のかけ方と作品の出来です。興行収入的に大爆死！テイラーキッチュも認める爆死っぷりの損失まさかの１８０億円です！わたしの人生が１００回買えます😂しかし、あまりにも全部ぶっ込みまくったその制作姿勢、好きにならざるを得ません。
で、どんな映画かといいますと、ロンドンが他の都市を食い潰しながら移動するんです（笑）
😆こんな人にオススメです
⚫︎気が狂った設定に惹かれる
😨こんな人には不向きです
⚫︎映像美はともかくお話が面白くないのは嫌だ
※以下ネタバレです
世界の終末、移動都市バトル、量子兵器、空中都市、殺人マシン、反対派との戦争、ドッグファイト、夢、復讐、恋愛。あらゆる要素を予算が許す限りぶち込みまくってました！なぜあの世界観、物語で殺人マシンが出てきたのでしょう？意味不明です（笑）ジブリとターミネーターとスターウォーズが大渋滞です。監督はたぶん小学校で引き算を習わなかったんでしょう😀
序盤から中盤にかけては見たことのない世界観でめちゃくちゃ楽しかったです。移動都市のわだちをテクテク歩くところとか夢がパンパンに詰まってます。私もヒロインに冷たく突き放されながら一緒に歩きたいです。でもってトゥインキーを分けてもらうんです。
殺人マシンが出てくるのも実は好きです。情緒があって良かったです🥲
しかし、残念ながら終盤がつまらなかったです。戦争に突入し、主人公たちの活躍でなんとか止めるという大きな流れはいいと思います。でもそこにキャラの感情が乗っていない感じでした。故郷を救う！は動機がでかすぎていまいち共感できません。もっとエイリアンクイーンにカチコミをかけるリプリーぐらいの個人的かつ鬼気迫った理由が欲しかったですね。どこかで見た理由でどこかで見たやり方で話が進み、仲間もなんか脚本の都合に殺されてる感があって、盛り上がりに欠けました。
じゃあダメだったのかというと、そんなことはないのです。キャラが素敵なんです。
特にヒロイン。ツンデレすぎます。そんでもって、いつの間にか主人公のことを好きになっているところが可愛すぎます。
「私も行く〜」
ってラストは主人公の旅についてきましたね。(そんな言い方ではない)うい奴じゃ。
何がきっかけで好きになったのかはよくわかりませんが、そんなことはまあいいでしょう（笑）
あとはアジア人女戦士ですね。かっこよすぎて男キャラの入り込む余地が消滅しました。っていうか実は男でしたって言われても信じます鵜呑みにします。
腐らないトゥインキーが出てくるのでこの映画はホラー映画ですが、タラハシーは泣いて喜びます。
