超巨大移動都市に超巨大な移動しない都市。
立ち眩みしそうなくらいごっついＣＧ描写とゴリゴリな機械の数々は世界感だけでごつ盛りの二郎系ラーメンのよう。
油と機械音鳴り響く超巨大マッドマックスと言っても良いかもしれない。
ストーリー面はキャラクターの掘り下げ等描写不足がちょっと気になるものの主要な登場人物は比較的ちゃんと活躍するしで及第点かなと。
冒頭の規模のデカいチェイスから航空機のドッグファイトといった演出面もしっかり楽しめました。
とりわけ機械がガッチャンガッチャン動くってのは特定の人種にとってそれだけで１日分の栄養素になる。自分はそこまでではないものの、男の子だったらもうこういうのだいたい好きだもの。
しかしほんと巨大な移動都市が跋扈するとかいう独特すぎる設定に魅力的な都市や機械群の造詣描写の数々はこの映画一作で終わらすには惜しいような……ゲームとかないんかな……。
