試写会にて。
ディストピアスチームパンク映画。
未来でありながら文明が荒廃し、都市単位で移動しながら都市を飲み込んで勝っていく。主人公へスターは母親を殺された復讐を果たそうとしていく中で、混乱に巻き込まれていく。
ハウルの動く城的なシステムで、途中から天空の城ラピュタ的な世界も入り込み、さらに千と千尋みたいな街も出てきて、男女の設定はもののけ姫みたいな、どことなくジブリ臭がする映画。
SFファンタジーで結構情報量が多いのに、時間が足りないのか説明不足に感じてしまう。言葉の説明や背景をもう少し説明して欲しいのに、あまりにないまま進んでしまうのがつらい。
ツッコミどころもかなり多くある。
よくある、殺すぞ！って言ってから殺さない待機時間の長さとか、オールドテクという古代(現代)のものを使う箇所があるのだが、それがいくらなんでもオールドタイプすぎてタイムラグがすごいとか。
レジスタンスの少なさがスターウォーズばり、とか。
もっと他の都市はいないのか。
世界観は良いけど…
登場人物が多いわりに…
と、butを多用したくなるようなちょっと惜しい映画でした。
映像はとっても綺麗で世界観を見事に表現しています！！
