みきちゃ

孤狼の血のみきちゃのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.2
ギラギラした昭和。
じりじりと暑い夏。
面子をかけた極道達の熱気。
この平成の終わりに「東映じゃけえ」!

原作を読んでからずーっとめちゃくちゃ楽しみにしてた映画。凝った構成に痺れた小説だったんだけど、映画はもうその辺は潔く諦めてて超好感。小道具使いを変えてるのにニマニマしちゃったし、改編もぜんぜん違和感なくて、のめり込んで観た。

役所広司ってほんといいなあ。歩く迫力。ここ三年くらいで彼を見かけたのは「清洲会議」「渇き。」「関ヶ原」「陸王」で、もうこれからはずっと追って行きたい。次は「未来のミライ」で、そして来年の大河かなー♪ 役所広司がすごいのはもちろんで、松坂桃李がめっっっちゃよかった。変化していく彼が男臭くてかっこよかった。てか俳優さんみんなめちゃくちゃ生き生きしてんのな。愉しそうだった。

やっぱり中村倫也に目がイッてる演技を織り込む隙がある役をやらせたら最高!笑

原作は三部作構成なのでね。
これはまだ、日岡の始まりの物語。
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