あまんだ

孤狼の血のあまんだのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
5.0
ザ・昭和。
何と言うか、男性が、今より「雄」と言う感じをムンムン出していた時代。
皆、現代より濃い目に生きている。

今では珍しいくらい、拷問シーンがはっきりと映り、その結果の死体もはっきりくっきり映る。
私設銀座警察を彷彿とさせる拷問シーンだ。
特に石橋蓮司が…、蓮司の最期が…、
あんなとこに、あんな感じでほりこまれて(笑)
役所広司のゴリゴリの違法捜査、松坂桃李の青さと実直さ、ヤクザは気に入らない事があると暴れ、女性は、体を武器に強かに生きる。
そして、めちゃめちゃに見えた役所さんが、実は一番「正義」と言うものを真摯に遂行していたくだり。
昔の東映の流れが、現代でも通じる事を、見事顕した。
個人的に、中村倫也のどチンピラっぷりに、惚れ惚れ。

最高やで❗東映❗
あまんだ

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