【正義とはなんなのか】
2018年を絞めた作品はこちらの虎狼の血になりました!
広島のマル暴大上が暴力団と繋がってるんじゃねぇかと県警からの指令により所轄配属となった
暴力、恫喝なんのその違法捜査よろしくな大上に振り回され困惑を見せる日岡。
果たして大上の正体は一体…!!!
監督は凶悪や日本で一番悪い奴らを手がけており
脚本家も日本で一番悪い奴らで一緒だったみたいですね。
マル暴だし暴力団を飼い慣らしたりって言うとこでは日本で一番悪い奴らと共通する世界観が沢山ありますね!
ピエール瀧はハズレ無しのキャスティング過ぎて素晴らしい👏
女子の事件は大抵トイレで起きているっていう作品もみたことあります。覚えてないけど←
江口さんや竹野内豊さんのヤクザ役っていうのも中々乙でございますね🤗
江口さんは正統派って感じでいぶし銀感じる装いなんですけど竹野内さんのチンピラ感、小物感がうまい!持ってるものとしてはマフィアのボスレベルでも演じられる素材なのに若頭レベルでも軽いというか頭悪そうな感じを演じてるんだと僕は思ってますよ!
今回キャスティングもとても好きです。今で言うバディとして暴力、犯罪なにやったって黙らせてやるっていう大上と
まだ組っていうものを、その本質や性質を理解してない日岡の対照的だけど本質では共通している正義感のぶつかり合い。
日岡は県警本部とのパイプがあるのでそこからの情報で大上をめっちゃ疑ってるわけで
そのフィルターを外してものを見ることが出来なかったんですよね。
役所さんのこういう役柄めっちゃ好きですね。
なんか色々デカいんだけど実は弱いというか優しいっていう昭和のいい漢っていう感じ。
でも逆に松坂くんの演技もすごく良かった!終盤の徹底してキレにキレた時のアレですね!
今までの映画でもいろんな役をやって来たと思いますがそれが本当に血肉になっているんだと思います!
正直任侠系の映画で感動の涙を流したのは初めてです!
フィルマには何やら狐狼の血(続編)なんてのも表記があるのでもしやと楽しみにしています…!
腐乱死体や土左衛門など遺体は結構よく作り込まれていてグロ描写がそこまであるわけじゃないんだけどそこそこにグロいので苦手な方はご注意ください。
おすすめ度は87点