「台湾版ラ・ラ・ランド」という触れ込みで前からとても楽しみにしていた作品。「セデック・バレ」の監督がこんなミュージカルも作るのか!とのけぞるほどにオリジナル楽曲がふんだんに盛り込まれスタッフの熱意は伝わるし、個人的にもこういう路線絶対に好きになるはず...なのだが、残念ながら曲がどれもあまり耳に残らなかったし、曲が多すぎて合間で演技している感じになり何だか長い長いプロモーションビデオを観ている感覚に。もっと歌と踊りの洪水で現実のはるか向こうへ連れて行って欲しかったところだが。とはいえ気楽に観られる作品ではあるので、損した気分はないが。