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冬の旅のtilyokujinのレビュー・感想・評価

冬の旅(1985年製作の映画)
4.1
結末が分かっているのに、それでも進む物語が酷く悲しかった。
こうさせたのは誰のせいか。彼女は副題の通り路上を選んだのか

私には選ばざるを得ない当時の社会問題に対して間接的に暗じている様にも見えた。
でも、放牧師の男性の「彼女は逃亡しているだけ、怠けているだけ」と言う言葉にも頷けた。

何が正解だとかではなくて彼女の人生は沢山の人に心配されながらも、どこか羨ましがられていた。友達にモナみたいな人がいて私も憧れてるのを思い出した。

目の見えないおばあちゃんと、献血タダ飯シーンが好き
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