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シドニー・ホールの失踪のtotoruruのレビュー・感想・評価

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)
4.0
「人生はほんの一瞬で変わると実感した」


サスペンスっぽく紹介されてるサイトもあるが、どちらかと言うとヒューマンドラマ的な作品。


高校時代に執筆した小説が大ヒットとなり、思いがけず若くして人気作家となったシドニー・ホール。だが成功を収めたはずのシドニーは、やがて失踪してまう…


主人公のシドニー・ホールを演じるのは『ウォール・フラワー』のローガン・ラーマン。

共演は、『ネオン・デーモン』のエル・ファニング、『ミッション・インポッシブル』のミシェル・モナハン。

さらには『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でケイシー・アフレック演じるリーの兄(パトリックの父)を演じたカイル・チャンドラーも出演。



作品としては、3つの時間軸が交互に進んでいく、今となってはありがちな構成。

だが、ストーリーの組み立てが上手く、実に惹き込まれる作りになっている。

時間軸は、シドニーの高校時代、作家時代、そして現在。


その時間軸の中で、

シドニーとメロディ(エル・ファニング)のロマンス。
シドニーの苦悩。
シドニーを追う刑事?(カイル・チャンドラー)の姿。

が描かれていく。


鑑賞後に感じた印象は、まるで小説を読んでいる様で、続きが気になって手が止まらない感じです。

そして、言葉の一つ一つが頭と心に入り込んでくるようでした。

劇場未公開なのが勿体ない素晴らしい作品だと思います。



個人的には、カイル・チャンドラー演じる刑事?とシドニーがダイナーで話しをするシーンがお気に入り。

カイル・チャンドラーの人の良さそうな笑顔が堪らないです。


あとエル・ファニングのクシャっとした笑顔も最高。

前半の真面目な表情はちょいブサですが(ファンの方ゴメンナサイ🙇)、途中は笑顔が多く可愛らしかったです😆

高校時代のシドニーとメロディの甘酸っぱい感じも凄くグッときて良かった。



ストーリー的には切ないですが、とても見応えのある良作です。




おまけ

カイル・チャンドラー演じる刑事?役の“?”の意味は作品を観て下さい🤗



おまけ2

Nikonのカメラを構えるエル・ファニングは必見😍

破壊力バツグンのキュートさが凄いです😍😍

あんなんハート奪われるに決まってますわ~

Nikonさん、CM にいかがですかw
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