正直に告白する。鑑賞後の感想は「はぁ？。この映画のどこがいいの？」。
とにかく主人公が「めんどくさい女」。妄想、暴走がすごい「こじらせ系」で、とてもじゃないけど共感も理解もできんし（共感する必要はないが）、話として面白くもない。なぜ、世間の評判はこんなにも良いのか？。
あまりに納得いかないので、もしかしたら２回みれば少しはわかるやもしれぬ、と思い、翌日２回目を鑑賞（配信サービスで気軽にリピートできる、便利な時代になったもんだ）。
２回目鑑賞後の感想。「世間の評価が正しい！これは傑作だ」(笑)。
「こんな女いたら引いてしまうがな」と感じた主人公ヨシカの行動は、２回目鑑賞時には「無邪気でカワイイ」になり、「ついていけん。こんな女には近づきたくない」と思ったヨシカの暴走は「うんうん、わかるよその気持ち」になり、まったく理解できなかった作品テーマや主人公の成長が、理解でき、腑に落ち、「ヨカッタヨカッタ」と大満足。
いったい1回目がダメだったのは何なんだろう。１回目と２回目の評価が真逆という、なんだか自分で自分が信用できなくなってしまった不思議な映画。
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