思ったより、普通の恋愛映画でした。
ただ、学生時代の存在感の無さには、大いに共感しました。
2年前、結婚相談所に加入し婚活をしていた時、偶然、中学校の同級生とお見合いすることになりました。
僕の方は、その女性の名前を覚えていましたが、女性の方は、僕の名前を全く覚えていませんでした。
その学生当時に、スポーツ万能だったり、カッコ良かった男の子の名前を挙げたら、「今でも、たまに会うよ」と言われました。
「じゃあ、その男とはいい感じにならないの?」って聞いたら、「学生時代と、今とは違うよ」と返されました。
結局、その女性とは二度と会うことはありませんでした。
この映画は、「桐島、部活やめるってよ」とも通ずるものがあります。
カッコいい男の子はいずれも無気力で、逆にオタク気質の主人公においては、気力に満ち溢れています。
僕もオタク(映画中毒)です。いずれ、勝手にふるえるような恋愛 ができることを祈って、一人、部屋のなかで「fuck!」って連呼したいと思います。