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湯を沸かすほどの熱い愛のkazooのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

当初はあまり興味の沸かなかったこの作品。急遽、仕事の休みがとれたので、ふと足を運んでみました。

全体的な感想としては、「とても真面目に作っているなぁ」という感じがしました。

他の方も指摘されておりますが、最後のシーンは「無理やり映画タイトルとシンクロさせたかった」感があり、そこまでは必要なかった気がします。

ただ、赤い煙がもくもくと昇るシーンは、黒澤明大先生の「天国と地獄」の名シーンぐらいの衝撃を覚えました。これはやっぱりオマージュなんですかね(^^;

役者さんとしては、オダギリジョーさんが、とても良い役者さんだなぁって思いました。

昨年は「オーバーフェンス」も観たのですが、演技がとても安定していて、もはや名優の貫禄を感じます。

かなり前に「ゆれる」という映画を観た時は、香川照之さんに全てイイ所を持ってかれた感があったので、それとの比較をしても、とても良い役者さんになったと思います。
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