メタスコア89の高評価作『コロンバス』(17年)観了。韓国生れ米国育ち、脚本も編集もこなす批評家からの転身コゴナダ監督の名義は小津安二郎監督作での共同脚本で著名な脚本家、野田高梧由来。米コロンバス市のモダニズム建築群を舞台に(シンメトリー多い構図、ロウ・ポジションだったりﾔﾀﾗ煙草吸い捲るw)小津調が展開される第一作から完成度の高い端正な作品。
日本の批評家からの評価は心情的に微妙だろうナと思って確認したらキネ旬では32位でした…(狭)
映像の魅力だけで加点してしまう映画とゆーフォーマットのヨさを再確認。監督がヴィデオ・エッセイで取り上げたウェス・アンダースンの『ダージリン急行』並みにBGVとしてずっと映してられる映像★
安易に中年男性と若い女性のラヴ・ストーリーに落とし込まない脚本も憎い。
『スター・トレック』で初めて知った(実は『アメリカン・パイ』シリーズでその10年位前から知ってた筈・汗)から若いと思ってたけど、ジョン・チョーが今48歳なのは(驚)
インディ映画の名女優パーカー・ポージー出てるのも好印象。
あとカルキン兄弟は遺伝子濃いナw
音楽はポスト・クラシカルの重要バンドHammockとゆーのもポイント高いけど、本作のOSTはHammockのアルバムとしてはそんなに出来がヨくない…
ヘイリー・ルー・リチャードスンを連続起用する(とゆーことはコゴナダにとっての原節子？)次作はA24！
