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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の記録のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

こういう対政府とかの圧力と戦う系好き
しかも実話
報道の自由をかけた国との闘い



ベトナム戦争中、軍事アナリストが現地を見たものと国内での報道が全く違うことが許せず、国家機密とされている文書を内密に持ち出し。ニューヨークタイムズが文書の一部を報道
その内容は今まで国民に知らされていなかった事実を多数含んだものだった

アメリカ政府および歴代大統領が敗戦がわかっている中、敗戦の責任者になりたくないために戦争を長期化させていた

それに対しワシントンポスト社の編集責任者ベンはニューヨークタイムズに出し抜かれたことに対抗して、自社もその文書を得ようと発行人であるキャサリンに頼む
キャサリンは女性で慣れない社のトップにさせられて不安な毎日の中、株式公開をしたばかりで父、夫から継いだ社のためにもベンのお願いを断る
ベンは頭を抱えるが見知らぬある1人の女性が編集局に機密文書の一部を持ち込む
ベンはそれを急いで記事にしようと目論むがまたもタイムズに先を越される
しかしタイムズは国から報道の差し止め要求に遭い一時関連記事を書けないことに
そんな中ポスト誌の記者はリークしたアナリストに心当たりがあり、アナリストと接触し4000枚もの文書をポスト誌に持ち帰ることに成功
タイムズが一週間以上かけて読み込んだ文書をポストは優秀な5,6人のライターがページ番号もわからない4000枚を8時間で読み込んで記事にしようと躍起になる
ベンたち編集者が記事を作り上げていく中、会社役員は国が圧力をかけている内容をスクープすると、会社の存続も危ういことからキャサリンへ猛反対
キャサリンは方々へ相談しながらも結局は記事を発行することを決定
最高裁までもつれた裁判だが、他の出版社とも協力して勝訴
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