クリストファー・ウォーケン
ケイト・マッキノン
安定の良さ。
治療スウィートの看護師さんやかぎ針編みの先生もじんわり良いですよね。
本当に本当に若くして亡くなるというのは辛いこと。
本人にとっても残された人にとっても。
ただ残された人の痛みはその人のもので、再生のプロセスもその人のものでしかないのですよね。
残していく恋人に新しい伴侶を選ぶのは、いくら余命短い人とはいえ…強い言葉かもしれないけど傲慢かな。
恋人の新しい相手にも失礼。
サムは一生アビーを忘れられないはずで、それを受け入れて、なおサムを愛してくれる人がそんな短期間で見つけられるわけないじゃない。
ミラはちょっと辛い役回りでしたよね。
アビーがサムの新しい伴侶選びをすることで目の前の辛さを紛らわせるのは確かにわかります。
でも間違ってる。
ラストはそれに気づくことができて良かった。
そしてアビーが大事と思える相手を見つけられた人生で良かった。
