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屋敷女のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

屋敷女(2007年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自宅に怖い人が押し掛けて来る系のホラー。交通事故で夫を亡くした妊婦を、正体不明の女が訪ねて来る。"Inside"という原題の通り、屋敷内や妊婦の腹の内部を見せつつ展開。羊水に漂う赤ん坊の映像からはCGっぽさが消えていないので、赤ちゃんが痛めつけられている場面にリアリティがないのが救いか。幽霊っぽい黒衣の女(ベアトリス・ダル!)が鋭利な刃物を躊躇なく振り回すのが怖い。特に台所だが、家庭には危険物がいっぱいあることが分かる。ラストシーンは「痛たたたたた…」とのけぞりながら観ていた。

屋敷内での一夜を描いていることや、CG映像で妊婦の胎内が見えることもそうなんだけど、最後にもう一回「ああ、だから原題"Inside"なのか…」と思う瞬間がある…。
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