菩薩

心と体との菩薩のレビュー・感想・評価

心と体と(2017年製作の映画)
3.9
ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ、オリンパス、かよ。君がネガで僕はポジ、夢で出逢ってしまった僕らはモウ、愛し合うシカ無いじゃないか、かよ。ともうこの時点で俺は満足しているが、俺は何もあの場面で脱がなくても、マーリアがなかなかええ乳してるのはお見通しであったという事だけは伝えておきたい。夢で会いましょう、夢でもし逢えたら素敵な事ねって、鈴木雅之が国境を越えに越えまさか東欧ハンガリーにまで浸透しているとは夢にも思わなかった。愛しているから死のうとする彼女を、死ぬほど愛しているからと奇跡的に止めた彼、食堂で彼女が言い放った「あなたは美しい」に対する返答が「生きろ」なのだとしたら、このお話は要するに「生きろ、そなたは美しい」で『もののけ姫』ではないか。となるとあの美しき幻想的な森はシシ神の森…?確かにあの森は二人の傷を癒し、そして結びつけた。一つ一つ、マーリアは大人の階段を上っていく、ポルノをガン見し、公園でイチャコラカップルをガン見し、そして自分に重なるエンドレをガン見する。CD屋で試聴に試聴を重ね運命の一曲に辿り着いた彼女は、夢で試写に試写を重ねて運命の彼に辿り着いたのかもしれない。子供のようにレゴで予行練習を重ねていた彼女が、2mmの壁を飛び越え手にして純愛はきっと「特Aランク」だろう。あのSEXは彼女にとっての成人式、ぎこちなさを脱ぎ捨て大人の笑顔を手に入れたマーリアは、あのお乳ブリンブリン分析医の何倍も素敵に思えた。


余談になるがあのお塩先生こと押尾学氏と、一時期のマイエンジェル矢田亜希子が出会ったのもドラマ「夢で逢いましょう」である、彼らは夢の中でしか、LIV出来なかったようだがな…。
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