マッサージ屋

KTのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

KT(2002年製作の映画)
3.0
1973年6月。
韓国の故国民主化を訴える金大中(チェ・イルファ)は亡命しアメリカと日本を行き来し、今は日本に滞在していた。
駐日韓国大使館一等書記官で韓国中央情報部“KCIA”の金車雲(キム・ガプス)らは金大中暗殺を計画していた。
その頃自衛隊の在り方に疑問を持っていた陸幕二部所属の富田満州男(佐藤浩市)は辞めるつもりでいたが、上官の内山(柄本明)に水面下でKCIAをサポートしろと命を受け・・・。

劇場公開時以来、久しぶりの鑑賞です。
実際に起きた「金大中事件」をベースにしたフィクション。
その「金大中事件」をある程度知らないと難しいんですよね。
公開当時は金大中が大統領在任中だったので結構衝撃を受けた記憶があります。
こんな酷い目に遭ってたんだ〜みたいな。

しかし思うのはこの頃からアメリカ主導で日本と韓国をコントロールしてるのは変わんないな〜と現在の情勢を見て感じます。
あと、韓国人の日本への憎しみもね。
コレばっかりは根深過ぎてどうしようもない。

韓国のお国柄などなかなか理解しようと思っても難しい。
それを改めて感じる作品です。