矢吹

ドラゴンへの道の矢吹のレビュー・感想・評価

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)
3.9
作品全体のアクションはナンバーワンに好き。
話もそこそこに適当で良い。
ブルースリー監督作品。
導入部分は音楽のちゃちさと変なコメディ感と面白くはないカット群に不安と期待が入り混じったけどね。特に同シリーズの他の作品と違うところは、終わり方の切れ味がいまいちってのと、結局必要性があったのかわからない白人女逆ナンパ無駄おっぱい。
ただ、なんだろう、戦闘の描写だけは頭抜けて良いというか、ブルースリーの立ち姿とか、対峙する画面、戦闘中に構えた時の構図がバチバチに決まってる気がした。という気がした。流石ですね。
ローマでバトル。
コロッセオの戦いだからね。
しかも相手はアメリカで最強の男。
シリーズでも屈指の強敵じゃないっすか?
だから見応えもあった。
ステップもキレキレで、あの試合好きだ。
それ以外のモブ無双も多種多様な武器やアクションでやってくれるし。
ドラゴンウィップ、ドラゴンキック、
ドラゴンステップ。
この監督は単純なブルースリーという男の見せ方が上手いんだよな。
でも、おそらく、他の人のアクション映画をこのまま撮ったらダサくなるのよ。
それがまた良いんだけども。

総括すると、監督ブルースリーは燃えよドラゴンとか死亡遊戯の人よりは奇抜なところはそんなにないから、見やすいかなと。
ただ、燃えよドラゴンの方が総合的には好きなんだけどさ。
矢吹

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