ジャッキーファンとしては、ポリス・ストーリー、という名前ですでに郷愁を誘うものすらありますｗ。
と言っても今までのポリス・ストーリー、とは一線を画すものとなっています。というか別物、と言ってもいいくらい。一番はシナリオの新しさ、的なところがあるかと思います。ハリウッドや某有名スパイシリーズのような生物兵器、改造人間（ホムンクルス）と言った新しいネタを入れ（パクり？？）てあるところが新しい感じがしますね。こういう新しい風を入れる辺りは日本映画ももっと取り入れてもいいのかな、と感心してシナリオを見ていました。
そこに「ジャッキー流」カンフーがしっかり入ってきていますね。まずは身近にあるもの、今回は舞台上での布であったり、と。ただ、コミカルさはだいぶ薄まっている感じもしますし、それ以前にだいぶカンフーシーンが減ったなぁ～、と。今までならラスボスに行くまでに大立ち回りがありましたが、今回そこは銃撃戦がメインになってしまったし、で。ちょっとシナリオ的には年齢感じちゃったな～、と思いました。それでもオーストラリア、オペラハウスから落ちてくるところなどはさすがにまだまだ健在なのかな、とも思いました。
今回もエンドロールでのＮＧを含めたメイキング集あり。これがいつも楽しみで最後まで観ていますが、ＣＧもだいぶ入ってきているようですが、ロープを使ったアクションなどもまだまだ観てみたいな～、と思いました。
結果から言えば、まだまだジャッキーにはアクション畑で観てみたい、と思いました。
