101歳のガウダじいさんの死後、葬式までの残された子孫たちのあれこれ。
死んだじいさんもだけど、子孫たちもなんだかみんな「どうよ」って思う言動ばっかり。じいさんの息子のじいさんは、最後まで見てると、「まあ、仕方ないかな」とも思えるし、ある意味いちばん魅力的なキャラだけど、ちょっとは孫のおっさんに協力してもいいんじゃない?孫のおっさんも困るのは分かるし、結果気の毒すぎるけど、やり方もなんか危なっかし過ぎるよね。ひ孫のにいちゃんも大人の前では一見従順にしてても陰ではろくなことしてなくて、全うに育つ気しない・・誰も彼もなんだかどうしようもない感じ。だから、やれやれ、ってなって観てるのだるかった。あ、でもこれ、感想書きながら、家父長制の不条理描いてる作品には違いないな、って気がしてきた、なんかいろいろ、そういうことかな、って思うとつながってくる。
この家族以外の人もみんな出る人出る人主張強くてインドの農村の人達ってこんな感じなんですかね?知らないけど。葬式の面倒くさそうな感じとか興味深いし(500人も呼びたくないわ、大変だわ!)、美男美女いなくて(せいぜいあの娘はちょっと可愛かったけどそれ位)魅力的な感じの人皆無な感じとか含めガイドブックに載らないディープなインドを覗いたみたいな感じはあったかな。