デトロイトで実際に起きた警官による無実の黒人殺しを映画化した作品。
モーテル内のシーンはカメラワークと役者さん達の演技が臨場感ありすぎて、観ている自分もその場に居るような恐怖があった。
もう途中からは、こいつらが警官って事も忘れていて、青いシャツを着た殺人グループにしか見えなかった。
後半の裁判シーンも怖い。裁判官も検事も陪審員もみんな白人…そして身内の警察達。
警官役のウィル・ポールター氏は、あまりにも共感出来ない役と、まわりの黒人役達の演技力も相まって、辛すぎて撮影途中に泣き崩れたと記事で読んだけど
演じる役者さん達にも、ほんとに拷問のような撮影だったと思う。