目的地
古典的に型にはまることを選ぶのか、自分の理想を具現化するのか。
明るいカラーの一作ではない。けれど、美しさに長けている一作でした。
恩師との出会いや、少女なりの葛藤、そして選択。
目を見張るダンスシーンもあり、人間の変化と成長を丁寧に紡いでいた。
同じ境遇とは言わずとも何か共通点がある不思議な展開。
漫画が原作とのこと。絵でこのセンシティブ表現をどう描いているのかも気になる。
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ボリショイバレエ団のバレリーナを目指す少女。厳しい恩師の元、将来有望な存在へ成長したが、彼女は「コンテンポラリーダンス」と出会う。