これはあらすじを見ればわかる通り、
設定だけで120点満点の映画。
密室劇に作り込まれたクリーチャー、それぞれ属性が付与された登場人物、カルト教団。80年代ホラーへのオマージュ(特に「遊星からの物体X」かな?)を随所に効かせつつ、物語は得体の知れない方向へ。
観賞後の体感としては、リメイク版の「サスペリア」に近かった。グロテスクで不気味だけれど、同時にある種の神秘性も感じさせるような、別次元への境地に達してしまう感覚。圧倒されたって言い方がいいかな。(正直意味はよくわからんがw)
正真正銘のカルト映画なので、簡単におすすめはできないけど、普通のホラーに飽きてしまった人にはオススメ。結構怖いので覚悟して。