所詮はみんな、肉の塊。
ゾンビ・パンデミックが起こった世界を犬の目線から描いた短編。
突如起こった人類の終末。
飼い主は皆んなゾンビに。
それでも逞しく走り、時には恋におちるワンちゃん達。
行き着いた先で、生き残った人間の糧となり、更に進めばそこはパラダイスのはずが真逆の種族間抗争が勃発！
ワンちゃんが登場するたびに名前やら何やらのテロップが格好良くでたりと遊び心もありますが、基本は殺伐とした終末世界。
人間たちはゾンビに食い殺され、車は爆発、ゾンビ狩りも行われています。
ゾンビやゴア描写のクオリティも高く、短編では勿体ないほど。
アイデアが面白いし、垣間見えるテーマも深そうなので長編でも観てみたくなりましたよ。
肉を焼く場面は、ヴィーガンから総スカンくらいそうですが（汗）
ワンちゃんたちは各々にちゃんとキャラクターがあって、演技も達者。
これまでにも犬や猫がゾンビ化する作品はありましたけれど、ゾンビ・パンデミックを動物の視点から描いた作品は珍しいのではないでしょうか。
ハエ男俳優やクモ男俳優が出演していたアノ映画みたいになるのかな〜？で終わるオチも洒落てますね。
斬新で、18分があっという間でした。
YouTubeにて
