このレビューはネタバレを含みます
現代版の『美女と野獣』であり『リトルマーメイド』だった。
とにかく主人公たちを美化させないロマンスストーリー。
声が出せない中年女性が、科学者に捕獲された魚人に恋をする。
・場面転換や演出が美しく、流れるような映画だった。
・演出は良かった分、異形に恋する理由がよくわからなかった。2本脚で立っていたら、人権を感じられるものなのか？
・私が科学者だとしても、知らない生物はバラして機能調べるかも。
ガストンポジションのエリートサラリーマンにも同情したわ。
・ガストンが車を買うシーンにも共感した。心の底では別に良いと思っていない物でも、「成功者の証になる」と他者から言われた途端につい欲しくなってしまうよな。
ステータスとは恐ろしいものよ。
・性的なシーンが多かった。
主人公の自慰、ガストンのSEX、主人公と魚人とのSEX。
それぞれでキャラクターの心情や人間関係をうまく表現していた。
…でも、異形とSEXできます？
衛生的にちょっと気持ち悪かった🥺
ロマンチックを超え、グロを感じてしまったよ🧜♂️
・話せない中年女性、黒人女性、ゲイ、エリートサラリーマン、ロシア人スパイ。
少ないながらも濃いキャラクターたちで構成されていたので見応えがあった。
