40代の独身中年OLが姪に頼まれて英会話教室に通い出す。英会話のアメリカ人の先生に恋をするが、ある日 先生と姪が一緒にアメリカへ旅立ってしまう。
寂しいとは言わずに殻に閉じこもりながら生活をしていて、退職していく同じ女性社員には惨めな仕打ちをしてしまう。
部屋に積まれた洋服や生活雑貨が主人公の寂しさを表現している様で、こちらも惨めな感じが滲み出てます。
恋をして、なりふり構わず相手に想いを伝えても必要とされない。
身内からも必要とされず、社会からも必要とされない。
救いようの無いお話だけど、同じく今の寂しさを我慢しながら前を向いて生きている人もいる。
主人公が誰かに必要とされる日が来れば良いな。