まこと

彼女の人生は間違いじゃないのまことのレビュー・感想・評価

2.9
「いつかムスメを抱いてください」
この監督の作品はなんでこう、毎回色々と惜しいんや…
ぜんっぜん面白くないわけじゃないけど、面白くない。
そう、狂信的なファンがいる三池崇史のようだ(違う)

「さよなら歌舞伎町」ではあの子が最期まで脱がないから作品全体違和感があったんだけど、本作のヒロインはバンバン脱ぐ。
それなのに、拭えない違和感。
どなたか、この監督の惜しい所を教えてくんろ…
「ヴァイブレータ」は好きなんだけどなぁ。

「探偵はBARにいる」シリーズでもおなじみの安藤玉恵さん
探偵シリーズから何故かずっと目を奪われる。凄い存在感。
今後も独特の路線を歩んでほしいな。
八嶋智人とかムロツヨシみたいな。




主人公みゆきは
被災者でもあり
風俗嬢でもある。
風俗嬢だからって間違いじゃないよ。
docomoのCMで
皆が一斉にTシャツを脱いでいき、その下にはまたTシャツがある、というようなものがある。
ある男性は『経営者』と書かれたTシャツを脱いだらその下にあるTシャツには『シングルファザー』と書かれていた。

また、ある女性は『医者』と書かれていたTシャツを脱ぐと『患者』と書かれたTシャツを着ていた。

一人一人、個性があって、人生があって、それは間違いじゃないんだよね。





私は
『経営者』を脱ぐと



んー…













『弟』だし『兄』だし『夫』だし『映画好きなオジサン』だし『ショートカットの女性が好きなオジサン』だし『酔っぱらってやたらとボディタッチしてくる女性に辟易しながらも、そんな女性が好きなオジサン』

かなぁ。
まこと

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