このレビューはネタバレを含みます
引っ張って引っ張って間を開けたせいでうまく繋がらず最後は微妙な感じで終わった『コードギアス･亡国のアキト』と同じ轍を踏みそうな予感がヒシヒシと感じてるのですが。
『激突！ルウム会戦』と銘打ってるのにルウム会戦ほぼ無しってどういう事？？
要らんなーこのシーン要らんなーって思うことしかり。
見たかったのは現在公開中の原田眞人監督『関ヶ原』(何か評判良いですね！)みたいな天下分け目の最大の決戦の水面下で行われている虚虚実実の連邦×ジオンによる政治や武力行使による丁々発止の駆け引き、両陣営のスパイ達による諜報戦･情報戦等など。
連邦のエルラン中将はマ・クベと通じていてのち裏切ると分かってるのですからその辺の話が描かれると思ってたのにそれも無し。
ギレンは石田三成でマ・クベは島左近だと思うので(勝手なイメージ)｢ルウム会戦｣は｢西軍が勝つ異世界の関ヶ原｣だと思うのですが、その辺の話しもマ・クベの活躍も無し。(次か？)
原田眞人監督『関ヶ原』は敢えて有名な場面をカットしてまでフィクションの忍者達による水面下の戦いをメインに持って来て好評らしいのですがその点『激突！ルウム会戦』は全くの失敗、見たいシーンは無くその代わり、余計な･要らない･関係ない･人情噺やお涙頂戴･コミカルなシーン･ハモンの歌(笑)等で時間を浪費した挙句
｢これで歴史が変わる、神よ！跪け！｣
はい終わりー(＾ω＾)(怒)
ドズルの子煩悩さ、サイド2のバカップル、ハモンの歌(笑)見たいのはこんなシーンじゃない。
セイラ対暴徒も時間余ったから水増しにしか見えない。
いい所は全面リニューアルされたズムシティの都市の景観。
異形建築の公王庁やフランク･ロイド･ライトが設計したみたいな内装。
それだけです。
あーもー次は1時間半ズーッとフルで艦隊戦モビルスーツ戦やるんでしょうね！？
じゃなきゃ納得出来ん！(#＾ω＾)
