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ボヘミアン・ラプソディのmistyのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.2
震えた。出自やセクシャリティ、名声がもたらす孤独の果てに、それでもパフォーマーであることを選んだフレディの偉大な軌跡であり、家族の形を守り続けた愛の深いQUEEN、彼らを取り巻く人々だった。クライマックスのライブエイドはライブとしても映画としてもすばらしかった。

QUEEN、まあ聴いたことないことはないけどくらいでライブエイドに至ってはそんなイベントがあったこと自体知らなかった(生まれてなかった)けど、生まれて初めての「ライブエイド」がこのすばらしき映像、音響だったわたしというのはなんて幸せ者なんだろうかと思った。心臓に響くビート。

QUEENのみなさんがそれぞれ個性的な学歴をお持ちなのも意外だったし面白かったし、ブライアン・メイに至っては天文学者かつQUEENって、設定が輻輳している感がすごい(けど事実)けどそういうばらばらな個人が集まってバンドやろうぜ音楽やろうぜってのは、ほんとうに貴い…と改めて思ったのだった。

フレディなんだけど、なんだけど、ロジャー役のベン・ハーディに目がいってしまう映画だった。美人だった。
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