あや

ボヘミアン・ラプソディのあやのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
正直、クイーンの曲は有名どころの4曲ぐらいしか知らない。
なのに気づいたら泣いてたし、今もクイーンのベストを聴きながらこのレビューを書いている。

本作ではフレディ・マーキュリーの自分のセクシャルについての葛藤や孤独に焦点が当てられて描かれている。
フレディの実の家族では埋められなかった穴をクイーンという家族によって埋められることができた。自分がソロになって解散の危機に直面したとき、何にも代えられない如何に大切なものだったか、と気づいた瞬間がグッとくる。こんなのずるくない?

ファンからしたら史実と違う部分はあるし、100%の映画だといえないかもしれないけど、わたしにしたら史実と違うとかそういうところは全部どうでもよくなるくらい最後の21分間のLive Aidのシーンが凄まじく良かった。
映画館の座席でずっと座って観てろっていうなんて無理!というくらい観客と一緒になって、踊って歌って手拍子したくなった。さらに、今までメンバーと共にストーリーを追体験してきたからこそ、Live Aidの曲が全身に沁み渡ってくる。これは本当に1800円で買える極上の体験だった……


○今、当時Live Aidに出てた出演者のリスト見るとやばい(笑)絶対今だと実現不可能なくらい超豪華ゲストすぎて笑える
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