かるたの【青春スポ根】シリーズ完結編。
前作の全国大会で、再会した千早（広瀬すず）と太一（野村周平）のかるたへの情熱で新（真剣佑）はやる気が再燃、地元の高校で、かるた部を新設し、千早達と戦う事を決意する。千早らは高校最後の全国大会出場を目指して練習に励むが、予選前に太一が…。
千早、太一、新の恋模様と葛藤、かるた部の危機、そこへ新メンバーを絡めたエピソードと対決の行方、色々と詰め込んで纏めた小泉監督の脚本は評価に値するが、いくらなんでもラストの太一のベタ展開は不自然だった。
演出もワンパターンにせず、恒例のハイスピカメラによる撮影の他、札を光らせたり、上から撮って解説を入れる等、また見せてくれた。
部員全員がカッコ良かった。
元クイーン詩暢ちゃん（松岡茉優）の出番がオマケ程度と、最後に…千早の◯顔が拝めなかったのは残念。
エンドロールも良し。
纏まり、インパクトはやはり1作目に軍配。
小泉監督の次回作の脚本と演出にも期待。
＊この後【パディントン】を観た。
