幾度の延期を経てようやく配信が始まりました。アニャやメイジーといった推しも出演しているので、割と楽しみだったんですけど、あまりにも平凡な作品でがっかりしました。X-MENのスピンオフホラー作品と聞くと琴線に触れる人も多いと思うんですが、X-MENファンもホラーファンもこれじゃあ物足りないんじゃないかなと思います。
5人の若者が病院に閉じ込められ、どこか怪しげな女医にミュータントの能力を制御できるようになる為に治療を施されます。比較的淡々と物語が進んでいく中で、若者達のトラウマなどをホラーテイストで描いていくのですが、このトラウマや葛藤の掘り下げが甘く、キャラクターに感情移入できませんし、恐怖描写もありきたりで新鮮味がない。そして何よりミュータントの能力の魅せ方が下手。それこそ『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のように鮮やかに能力を魅せてくれる作品もあるので不可能なことではないと思います。
X-MENという名前やアニャやメイジーの出演がなければ観てなかったですね。これだけ引っ張ったのにこうも可もなく不可もないと何も言う事がありませんね。
