このレビューはネタバレを含みます
初期３部作の１作目からのファンとしては、前作の敵がイマイチでちょっと肩透かしだったのと、ジーンが暴走する設定が初期3部作のファイナルと同じなのと、ここでの評価が低いのとで、まったく期待してませんでした。
でも観てみたら、ストーリーはそれなりにちゃんとしてて、けっこうハラハラしたし、思ったより楽しめました。ハードルを下げたおかげかな。少なくともウルヴァリンの2,3作目（サムライはホントに酷かった）よりは良かったです。
ただ、あの宇宙人みたいな敵がいったいなんだったのか、説明不足で最後までよく分からず。しかも銃では死なないのにそれでは死んじゃうの？とか、ご都合主義が満載。マグニートもなんであそこで暮らしてたの？とか、新シリーズ２作目で歴史が改変されたからって、ジーンのバックグラウンドまで変わるの？とか、疑問符もいっぱい。ジェシカ・チャステインはこういう映画が合わず、ミスキャスト感もありました。
展開も意外とあっさりで、シリーズ最終作としては確かにちょっと物足りない内容ではありました。このシリーズって新シリーズとかでまだ続くんでしょうか？さすがにもういいのでは。
