天下の超かぼちゃ王大将軍

ランペイジ 巨獣大乱闘の天下の超かぼちゃ王大将軍のレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.2
「ロック様を巨大化させたら解決じゃね?」

"巨大生物は正義!"と昔から言われる通り、
巨大生物には体のでかさ分のロマンが詰まっている。
巨乳の乳には夢が詰まっているのと同じ理論だ。

本作、ランペイジは、悪の企業が生物を巨大化&狂暴化させる薬を開発し、
生物兵器として活用しようって感じで事故があって生物が巨大化する。

そこにロック様が加わっての市街戦大乱闘になるわけだが、
巨大生物 X ロック様ならどういう映画になるのか。

結果。

"基本、ロック様しか目立たない映画になる"

結局、巨大生物もロック様のスター的な大きさには敵わないのか・・・。

そんな事を思いながら、途中で寝落ちするのであった・・・。

・・・とまぁ、最近寝落ち率が高い。
酒飲むとやけど、前は飲んでもそんな寝落ちしなかったけどなぁ。

本作、面白く無いわけじゃなく、まぁロック様の映画って感じで、
普通っちゃ普通に楽しめるんだろうと思うし、本来は劇場で観るべきなんかな?

ロック様とアルビノのゴリラであるジョージの両キャラが凄く良くて、
冒頭から見せた関係性は、その先を期待してしまう。

最終的にENDは良いと思うんだけど、その始点と終点を結ぶ間に何があったのか。

ゆーても記憶に残るような事はなんもない。

今やスーパーナチュラルのおとんより、ウォーキングデッドのニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンも出てて、存在感は出してるんやけど、けど、ロック様とジョージ以外基本的に影が薄い。

ちょっと致命的かなと思ったのは、他の巨大化生物、狼とワニが目立たない。

というか、上空映像が多すぎて、大きさも感じない。

視点として、パニックモノかと言えば、逃げ惑う一般市民的な描写は少なく、
数少ないキャラを交互に見せるだけで、ストーリーとしてどう魅せるの?ってのをあまり感じなかった。

ファミリー向けかと思いきや、割とエグさもあったり、
軸足をどこに置きたいのかふわふわしてたかな。

置いてたとしたらロック様映画か。

とういう意味では、ロック様映画大好きな人にはいいんじゃないかなって映画かな。