「アンブレイカブル」との繋がりが分かった「スプリット」のラストで、誰もがビーストVSダンの戦いを望んだでしょう。
本作でもちろん二人は対峙しますが、対峙して戦って終わりではなく、ラストに一捻りを持ってくるのがシャマラン流!
最後まで鑑賞者を楽しませてくれます。
キャラクターごとに紫、黄色、緑などの使い分け。招集される時はピンク一色の部屋。
色の使い分けは、どのキャラに注目させるかを明確にしたい意図を感じられました。
マカヴォイは前作「スプリット」で素晴らしい演技を見せつけてくれました。
本作では、人格の入れ替わりが短時間で激しく行われるので、前作よりも狂気に満ちていましたね!
個人的にはダンが好きなので、注目していましたが、中盤から後半にかけてキャラを活かしきれていない。
序盤の戦闘シーンが早めに終わってしまい、セラピーストーリーに場面が移る。
ここで、全体的なテンポの悪さを感じてしまいました。
「アンブレイカブル」「スプリット」と密に繋がっている作品なので、前2作を観てからの観賞をお勧めします!