このレビューはネタバレを含みます
精神病院、スタッフ少なすぎーー手薄すぎーー油断し過ぎィーー!!
と諸々おかしな点が気になるものの、ラストのアレもそれなりにスカッとしたし、総じて面白かった。
マカヴォイの演技がとても評価されてるけど、ワタシ的にはミスター・ガラスと言う、歪んだ思想の圧倒的ヴィランの存在感を前にかえってキャラの弱さを感じその設定にむしろマカヴォイお気の毒、とすら思えてしまった。
たぶんワタシ、この歪んだ理屈の持ち主のミスターガラスが好きなんだろうな笑
シャマラン、なんだか今作は制作費を自分で持ってるとか??笑
(ヴィジット、スプリットもらしい)
煽る系の劇伴で心拍数上げてくるでもなく、相変わらず淡々と進む感じ。
どんだけ「ヒット」に拘らずやりたい・撮りたいを突き進むんだシャマラン‥‥笑
世に理解されない苦悩をミスターガラスに被せてるようにも思える。
アンブレイカブルの不評に当時精神的に参ったのだとか。
えっあの内容で不評になるかもって予測できない??^^; (ワタシは好きです!アンブレイカブル)
才能ある人ってそうなんだろうな。
アンブレイカブル制作時にはユニバース構想などはなく、おそらくスプリット制作時かもしくはスプリット制作の途中に思いついたのだろと想像するけど、とにかくシャマランの独創的クリエイターとしての気概を感じ、今作も完成度ウンヌンは置いといて個人的には好きな作品。