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ラスト・クライム 華麗なる復讐のBGのレビュー・感想・評価

2.3
全然華麗じゃない復讐劇。ジャン・レノ主演の面白くないドタバタコメディでした。いやあ、出来が悪い!w
仲間に裏切らた男が生き別れた娘二人と復讐に大金をぶん取ろうって言うコンゲームもの。娘が腹違いで性格も正反対。それぞれの恋模様なんかも絡んできて、果たして計画を成功させられるのかって話。

全くもって行き当たりばったりな計画に、興味がわいてこない。更に必要性を感じない動きが多くて、何をしようとしているのか謎なシーンも。ご都合主義ってヤツだね。ついでにジャン・レノは変装して手品をするだけ。よって、本作は娘二人に全てが託されているのだが…。

お色気系と文科系。二人が反発し合いながら計画を進めていく。この辺りが笑えれば、まだ何とか楽しめたかも知れない。これがまた、サッパリ。中途半端に嫌みを言い合うだけだし、何となく意気投合してるし。

一番の敗因は、キモである父娘の関係が上手く見せられていない点。すっげー薄いし、娘達の想いの描き方が適当過ぎる。終盤のある展開にはアングリしてまいました。あんぐり。あんぐりって何ですかね?擬態語?アングリー?と、どうでもいい事を書いてしまうぐらいに。
先に書いた娘同士の関係も父親との関係がしっかり描かれていれば、俄然見え方も違ったはずなのにね。

WOWOWのジャパンプレミアってコーナーで毎週日本未公開作品を取り扱ってくれます。これもソレなんですが、当たり外れが強烈(笑)
ハッキリ言えば、ジャン・レノが出てるだけの映画である。こんなどーでもいい作品のレビューに時間かける暇もないので、この辺で。おもんない!!
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