nekomatagi

マイティ・ソー バトルロイヤルのnekomatagiのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

また観たいと思ったら満点、ということで。

真の英雄はヘイムダルだと思うぞ。
ソーのテーマは「移民の歌」!カッケ〜

いつもに増して楽しかった。なにしろキャラがたっているし、大筋みえても先読みできないというスリルあるし。
ガラドリエル様の無駄遣いだし、ロキがロキらしいし、ソーの胸板サービスもある。

小者感満載のカール・アーバン(スカージ役)とか、浅野さん(ホーガン役)の無駄死にとか。
登場する必然性がよくわからないDr.ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とか。

冒頭からソー(クリス・ヘムズワース)がコミックモード。鎖で吊るされたままくるくると…。
敵をやっつけて、ラグナロクを引き起こすというスルトのツノを保管のため持ち帰る。
アスガルドに帰還すると、ヘイムダル(イドリス・エルバ)はおらず、スカージが女性を招いてヘラヘラと。
…こんなところにエオメル、と思ったのはわたくしだけではないはずだ。ま、エオメルとは全然違う役柄だけど。

で、市内では「ロキの死」の劇開催中。いまわのきわを美化した内容。それをオーディン(アンソニー・ホプキンス)が寛いで楽しんでる。
…あとで調べたのだが、劇中のソー役はクリス・ヘイムワーズの弟ルーク・ヘムズワース、オーディン役はジュラシック・パークの恐竜博士サム・ニール、ロキ役はなんとマット・デイモン!何という贅沢な使い方。

と、順番に辿っているとキリがないので…。

地球に降り立ったロキ(トム・ヒルドストン)、曰くありげ過ぎる黒スーツ。似合い過ぎ。
何故かDr.ストレンジ登場、ビールをこぼしまくるソー。
そして、オーディン。えーと、毎回「前回亡くなったんじゃ?」と思う己れの記憶の怪しさに頭を抱え…。

最凶の死の女神ヘラはケイト・ブランジェット様だったのねー、予告編では気づきませんでしたー。
相変わらずエレガントに最強。
ソーのハンマー壊しちゃうし。

あとのシーンで、このハンマー無しで勝てんと泣きつくソーに「お前はハンマーの神なのか」と諭すオーディンの霊(?)、ソー、雷神覚醒!!
となる訳だが。
覚醒してもヘラは倒せないので、自らラグナロクを招くべく、ロキにおことづけして大団円となる訳だが。

こんなところマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム;グランドマスター役)とか、
何故ハルク(マーク・ラファロ)は女子にモテる?とか、
呑んだくれヴァルキリー(テッサ・トンプソン)かわいい、とか

ああ、やっぱりもう一度見たい。

そういえば会話のなかで、ソーと地球人の恋人ジェーンは、「お互い振った」と言っていたが、そうだったのか? > ジェーンがインフィニティストーンを見つけたとこしか覚えてない(訂正:石、みつけてない! エーテルに侵入されただけ)

毎回どこかに出てくるスタン・リーは、ソーの髪を切る変態床屋だった!
…髪を切る必然性があったのかどうか不明だけど。

かっこいいのはヘイムダル。道中、敵をバッタバッタと切り倒し、民を導いて避難させ、呪文で扉を開き、密かに秘密基地(?)にアスガルドの民を隠し…。
アラゴルン並みの活躍ですよー。

…やっぱ、前作見てからもう一度見よう!

余談だが、元の北欧神話ではヘラはオーディンの子ではなく、ロキの子でフェンリルとは兄弟ということらしい。
フェンリルがヴァルハラに眠っているのも変だよね。
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