タイトルと内容に惹かれて観ました。どの家族にもあり得る話を、敢えて描くのがすごいなあと思いました。家族が揃うことによって、今まで見ていないフリをしていた小さな引っ掛かりが気になり、それから…というもの。
役者さんがある種皆さん普通だったのと、自然の映像の美しさが目に残りました。個人的に喫煙シーンが凄く多く(特に女性の)監督の拘りを感じました。急に物事がどうでもよくなったり、他愛ないことに感謝したり、悲しさが押し寄せたり。複雑でそれでいてどこか繊細で、そんな機微がよく描かれ、しつこくなくて素敵でした。
