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呪呪呪/死者をあやつるもののakのレビュー・感想・評価

3.4

設定に惹かれて観ました。
不可思議な死体と、その犯人もまた不可思議で…という謎と謎が掛け合わさっていって、それが大きくなり過ぎず、丁度よいバランスで展開していってドキドキとスタイリッシュさが気持ちよかったです。

呪術師の歴史ある儀式に、現代っぽいゾンビ要素が放り込まれているので、主人公たちに迫ってくる図は何が起こるか分からないハラハラ感もあって良かったです◎ 主人公たちが、全員自分の役割を把握して動いてはくれるので、危機に陥ってももたつくことないのも、ストレスフリーで最後まで観ることが出来ました。

ただ、ラストがちょっとあっさりしていてチートっぽい演出に感じたのと、関係性が映画単品だとちょっと物足りない(映画を観終わったあとに、前日譚なるドラマがあることを知って、そちらで関係性は描かれているっぽいです)ので、その辺りでもうひと展開あれば尚良かったですが、とてもバランスよく観ることが出来た作品でした。
韓国の役者さんたちは、殆ど分からないですが、分からなくてもそれぞれ魅力を感じる役柄と演技にも惹かれました…!
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