2018年製作映画をなんで観てなかったのかと思ったら、公開が本国でも2021年と遅れた映画。ジョニデの問題なのか配給会社ミラマックスの立て続けの売却話でこの手のジャンルの公開は難しかったのか。
いずれにしてもストーリーは事実に基づいており、それもLAPDの病巣をえぐっているのでかなり神経質な内容である。ただこれは実存した主人公や原作のノンフィクション作家から見た真実であってどこまでが事実なのかわからない。でも真実だとしてもLAPDの一部はかなり腐っていてショッキングである。冒頭の警察官どうしの銃撃事件は、そんなはずあるの?と思ったが、調べてみるとLAPDの警察官は10000人弱でこれじゃ確かにこんな風貌同士じゃありえる。警視庁は43000人強いるけどこんな風貌の警官いないよね。
未だに捜査中らしい(って言えば資料を提出しなくていいんだ。殺人事件だから時効もない。)ので最後はスッキリしないけど、腐ってるのは理解できる。こういう映画が全世界で公開されることによってLAPDへのプレッシャーになることを期待するしかない。