yoko45

リバー・オブ・グラスのyoko45のレビュー・感想・評価

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)
4.9
 (いつか新しい人生を始めることを夢見ている)コージーの逃避行。
 不幸せではないけど別の幸せがあるかもしれないと考えてしまう。平穏な日常を繰り返すと何か違う刺激を感じたいと思ってしまう。
 流れ流される人、さまよう人、ただよう人。居場所を転々とする。帰る、どこかに留まる、あるいはさらに夢を見る。
 車を走らせる。退屈、悲観、虚無は去らないかもしれない。確かなのは、隣にいる誰かは要らないこと。銃も要らない。
 ゆるがない現実、目の前の草原。

 コージーにとって憩いの場所がありますように。

(メモ)
空回りの連続が面白い
とぼけたコージーの父親、銃の行く先もなかなか味がある


 
yoko45

yoko45