三四郎

ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜の三四郎のレビュー・感想・評価

1.0
これでいいのか!?
映画だから史実と違っていていいのだが…、ここまで改変していたら、別の物語のように思えてくる笑 原題からして違うので別物として描いているのはわかるが、小説よりももっとつまらなかったなぁ。

ドイツ文学専攻だったが、恥ずかしながらゲーテを素通りして今に至る…。さすがに『若きウェルテルの悩み』は読んだが、最初にこの小説を手に取ってしまったのが悪かったかもしれない…笑 これが文豪と言われる人の作品なのか?と思うほど、幼稚で稚拙に思えた。当時の私は、夏目漱石とトルストイこそが文豪の名にふさわしいと思っていた。いや、今でもこの二人を超える作家はいないように思う。好きな作家は何人もいるが、この二人の文学は偉大だ。
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